放物線の外部にある任意の点をQ,線分 QF が放物線 と交わる点をR とすると,
また,
であるから,
同様にして,
であることがわかる。
次に,放物線上の点Pにおいて,∠FPH の二等分線 l を引く。
この直線 l が点Pにおける接線であることを示せばよい。
そして,そのためには,点Pを除く直線 l 上のすべての点が,放物線の外側にあることを示せばよい。
ところで,二等分線 l において,点P以外の任意の点をQとすれば,
したがって,点Qは放物線の外部にあることがわかる。(証明終)