楕円上の点P における接線ST をひくと,
が成り立つ.(点 F1 , F2 は焦点)
接線上の(点Pと異なる)任意の点をQ,線分QF2 が楕円と交わる点をR とすると,
これは, 「点Q が直線ST 上を動くとき,2点F1 , F2 からの距離の和QF1+ QF2 を最小にする点は,接点Pである」 ことを示している. このことから,友1PS = 友2PT は成り立つ.
周りが鏡でできた楕円形の部屋があったとします.このとき,一つの焦点から出た光は,周囲で反射して,もう一つの焦点に集まります. (→楕円の鏡[鏡の館])