1 放物線の頂点の位置と平行移動
2 y=ax2のグラフとy=ax2+bx+cのグラフ
3.データファイルのDownload
放物線C1: y = ax2 を平行移動して,頂点がA(p, q) にくるようにしたものを放物線C2 としよう。平行移動の量は,x軸方向にp ,y軸方向にq である。 放物線C1上の点P(x, y) に対応する放物線C2上の点をQ(X , Y)とすれば, x = X-p , y = Y-qが成り立つ。 ところで,点P(x, y) は放物線C1: y = ax2 上の点であるから, y = ax2がなりたつ。よって, Y-q = a(X-p)2を得る。
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右図は,y=ax2+bx+cのグラフがy=ax2のグラフを平行移動したものになっていることを,視覚的に示したものである。 赤い放物線はy=ax2であり,紫色の斜め直線がy=bx+cである。この斜め直線y=bx+cの上に,ax2の長さを加えたものが,y=ax2+bx+cであり,それが紫色の放物線で表わされている。 これの簡単なアニメーションを作った。 アニメ1:bの変化を見る。 アニメ2:平行移動の様子を見る。 もちろん,GRAPESファイルをDownloadすれば,自分でシミュレーションしてみることができる。 |